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はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

目覚ましが鳴るまでの時間

最近、朝早く目覚めることが多い。

6時半や7時に合わせた目覚ましよりも、かなり早く目覚めて眠れそうにないときには起きてしまうのだけれど、時計を見るとあと5分でアラームが鳴るという時間のこともままある。

そういうときには、その5分を蒲団のなかでまったりと過ごす。

カナカナカナとひぐらしが優しい歌を奏で、遠くでホトトギスが鳴いている。穏やかな時間だ。

 

ただしあと10分とか5分とかなら、ただまったりするのみなのだが、それがもう目覚ましが鳴る、という時間になるとそわそわしてくる。

鳴ったらどうしよう、というほどでもないがドキドキする。

起こされるはずの自分が、反対にそのアラームを待つ状況に何度直面しても慣れないのである。

だったら止めてしまえばいいとも思うのだが、止めたら二度寝しそうだし、隣では夫がすやすや眠っている。目覚ましくんには、もうひとり起こすべく人物がいて、彼は絶賛お仕事中なのだ。

 

ピピピピ。

電子音が鳴り、そわそわとドキドキが静かに朝に解けていく。

何ごともない一日が、また始まる。

夕刻、リビングの窓から見た八ヶ岳です。

2階のキャットウォークから、写真を撮りました。

少しずつ、アップにして。

いろいろな雲がありますね。

田んぼにピントを合わせると、山はうっすらぼやけて。

空を大きく写すと、まるで水平線の向こうに見えるかのよう。

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PROFILE

プロフィール
水月

随筆屋。

Webライター。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。



『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。

 

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