「左膝の裏が、痛むんだよね」
3日前、夫に言うと「それは腰だ」と指摘された。
「膝の裏は、腰のツボなんだよ」だそうだ。
腰痛の兆候はなかったので、ほんまかいなと軽く受け流していたのだが、週末薪運びをした直後、まるで膝から腰に痛みが移ったかのように腰が痛み始めた。
炬燵で膝を温めながら、腰のツボを検索すると、確かに膝の裏と出てきた。人間の身体って、不思議だ。膝の裏と、届く範囲で腰の周りを揉みながら、以前腰痛でマッサージを受けたときに聞いたことを思い出した。
「痛む場所よりも、まずはその周りからほぐしていくと効果的なんですよ。周りが緩むと、痛む場所のはりもずいぶん和らぐんです」
ツボを押さえることも大切だけど、自分で揉むときにもそうするといいと教えてもらった。
似ているな、と思った。
田舎では特にそうだが、自治会でもPTAでも会議の前に無駄話をひとしきり交わすことが多い。慣れないうちは、子どもを家に置いてきた夜など、ちゃっちゃと話して早く終わらせればいいのにと思ったが、そういうものではないらしい。
無駄話は、無駄なようで無駄じゃない。その場の空気をほぐす大切な役目をしている。ほぐれた空気のなかなら、会議も円滑に進むというものなのだ。
そういう時間を「アイスブレイク(氷を解かす)」と呼ぶ、というのは後で知った。腰の氷が早く解けるように、膝の裏や腰の周りをせっせとほぐそうと思う。
雪が積もり始めたおとといの午後、窓から撮った庭。
夫が野鳥たちに水や餌をあげている台も、すっかり雪のなかでした。
北側の窓から見える堰(農業用水)道も、真っ白になっていました。
窓から見るだけの雪は、いいなあ。
雪掻き、戦力外通告でした。ダーリン、ごめんね。
さえさん、おはようございます♪
膝の裏が腰のツボだとは知らなかったので本当に目からウロコでした。
実は年末に家具を一人で動かして大掃除していたら腰が痛くなりました。
その時は腰周辺だけを揉んでいたけれど、今から思うと膝裏も揉んでおけばよかったんですね。
こういうことって知る機会がなかなかないので教えてもらってよかったです。
雪景色すごく綺麗ですね。
でも住んでいるかたにとっては雪かきがあって大変だと思います。
風邪をひかれないように気をつけてくださいね。
papermoonさん
年末年始の疲れが出るころですよね~papermoonさんはもう、腰はすっかりよくなりましたか?
調べてみたら、手の甲にも腰のツボがあるんですって。
人差し指と中指の骨が分かれるところと、薬指と小指の骨が分かれるところだそうです。おこたでも揉めるので、せっせと揉んでます。
今回の雪は、そんなに積もらなかったので、道路は心配なさそうです。
ありがとうございます♩
アイスブレイク、初めて知りました。
たしかにアイスブレイクの時間、大切ですね。
冬は筋肉も関節も硬くなっていて、よけい痛めやすくなるんでしょうね。
腰も膝も大事ですから、お大事になさってくださいね~~(^^)/
私も時々左膝の裏の左の方が痛くなるんですよ。
娘がね、理学療法士なんですが、娘によると歩き方が悪くて左の中殿筋が使えてないらしいんです。
少し痛くなりかけたら、私もマッサージしてほぐしています。
上手に付き合っていかなくちゃいけない事も増えていきますね・・・(-_-;)
ユミさん
ありがとうございます♩
冬のあいだは、ほんと要注意ですね。
娘さん、理学療法士さんなんですか~頼りになりそう。
歩き方って、普段意識してないだけに直すのは難しいですよね。靴の減り方が左右違ったりするのも、正しい歩き方じゃないからなんでしょうね。知らず知らず身体に負担がかかって、きっと歳とともに負担も蓄積されているんでしょう。
うまく付き合っていかなきゃならないこと、増えていきますね~。
田舎時間っていうか、万事のんびりしたところもあって、いつまでたってもアイスブレイクが終わらなかったりすることも(笑)でもだいじなことですよね。
こんばんわ。
腰の具合はいかがですか。
悩まれている方が本当に多いな~と安心もしてしまいます・・
がつらいですよね。
体の根幹!ってつくづく思います。
「アイスブレイク」って私も初めて知りました。
PTAのたとえも面白いですね。
前置きはいいから、早く!って時、ありましたね。ふふふ。
ぱすさん
ありがとうございます♩
少しよくなりました。やっぱりストレッチとか予防をちゃんと続けないとダメですね~。
それがなかなか続かないんですが。のどもと過ぎればって感じでいつもよくなるとサボっちゃうんですよね(笑)
PTAの役員はたいへんでしたが、今ではなつかしい気もしますね。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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