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はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

わたしのなかの北海道弁

両親は、北海道の大沼公園近く森町の赤井川という村で生まれ育った。

ふたりが東京に出てきて結婚し、わたしが生まれたので、わたしは東京生まれだが、小学生の頃、夏休みには、赤井川のおじいちゃんちに遊びに行った。だからというわけじゃないけれど、わたしのなかには北海道弁が今も残っている。

 

「手袋をはく」(手袋をはめるの意)と、つい言いそうになる。北海道の人は、これを標準語だと思っている人も多いそうだ。

小学生の頃、友人たちに笑われるのが恥ずかしくて「はく」と言わなくなったのだが、そのとき母に教えられたのは、手は下に降ろすと腰より低くなる。なので足と同じ感覚になるから北海道では「はく」と言ったんじゃないかという説だった。北海道の田舎では、子どもたちは長距離の雪道を手袋をし歩いて登校する。腰より低い時間も長い。そんな土地ならではの言葉なのかも知れない。

木枯らしが吹き、手袋をするようになって思い出したのだ。

 

ついでに調べてみると、普通に理解できる言葉が多く驚いた。

「はんかくさい」馬鹿なやつ

「まかす」こぼす

「したっけ」そうしたら

「みったくなし」醜い

「くまる」からまる

「きかない」わんぱくな、乱暴な

「しばれる」厳しく冷え込んだときの「寒い」

このくらいなら普通に聞きとれる。「くまる」は、子どもの頃「髪がくまった」とか、よく言っていた。

 

赤ん坊が産声をあげるときに吸い込んだ空気の何%かは、一生肺のなかに残っているという話を聞いたことがある。生まれは東京だけれど、そのときわたしは両親と同じ空気を吸い込んだってことなのだろう。

CIMG5740今シーズン購入した無印良品の手袋です。「はき心地いい」です。って、やっぱり言わないんだよね? 標準語では。

 

☆『地球の歩き方』特派員ブログ、更新しました。

【今年も八ヶ岳で開催します!『寒いほどお得フェア2018』】

COMMENT

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  1. ぱす より:

    こんにちわ。
    今日はとても寒いです。
    手袋の写真だけでも温まる思いです❤

    手袋は、はめるってずっと言ってました。
    でも結婚してこちらに、来てからはくって言うからビックリ!
    なんだか靴下みたいと、違和感が長年ありました。

    でも最近、軍手をはくは、すっと出るんですよ。
    でも手袋は、一瞬考えてはめるとか、するとか言ってる自分がいます。

    手袋はくが、主流と最近ネットで、話題になっていて、そうなのかあと、思いました。
    言葉って面白いものですね。

    • さえ より:

      ぱすさん
      こんにちは~♩
      ぱすさんのびっくりは、わたしと逆バージョンだったんですね~
      ずっとこれが当たり前だと思っていたものが、じつは違っていたっていうときの驚き。何とも言えないものがありますよね。
      軍手は、はくって違和感なく言えるんですね。わたし的にはもうわからなくなっていて、やっぱりはめるとかするとか逡巡しつつ口にしています。
      ネットでそんな話題が?まったく知りませんでした。ほんと、言葉っておもしろいですね~♩

  2. 悠里 より:

    手袋かわいいですね。暮れに手袋2つ買いましたが殆ど衝動買いでしだ。お出掛けに使うしかないような物で、いわば飾り物でした。余り衝動買いしないんですが。

    方言は、とかく子供の頃は恥ずかしいですが、大人になってからは…いいなー…とおもいます。心に響く音、好きです。同じ山梨の中でも、それぞれですね。

    みったくなし…長野生まれの母は、…みたくなし…と言ってました。方言、大事にしたいですね。

    • さえ より:

      悠里さん
      手袋は、実用的なもの、とつぶやきながら探しました。軽いしあったかいです♩お洒落な手袋もほしいな~
      方言って、温かみがあって、その土地独特な雰囲気があっておもしろいですよね~
      長野でも「みったくなし」って言うんですね。
      「手袋をはく」は四国でも言うようです。「帽子を着る」というのも教わりました。
      方言、そこが深いですね~

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PROFILE

プロフィール
2016-10-02-11-07-59-1
水月 さえ

随筆屋。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

夫が営む広告会社で経理を担当。

2012年から随筆をかき始める。

 

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。

 

『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

随筆かきます。

 

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