少しまえのことになるが、愛車のタイヤがパンクした。
取材に向かう途中、突然車が警告を出した。
「タイヤの空気圧を確認してください」
ノーマルタイヤに履き替えたばかりだったのでタイヤ交換の不備かと心配になり、取材を中止して、スタンドに駆け込むとタイヤに釘が刺さっていた。
「ちぇ、ついてないな」
しかし、傷が浅かったので修理だけで済むという。
走れないほど空気が抜けてからじゃ、ひとりで途方に暮れていただろう。警告を出してくれた愛車に感謝である。
こういうとき、ついてないなと思う自分と、いや、もしかするとついていたのかも知れないと思う自分がいる。
このくらいで済んでよかった。たいしたことじゃなかった。
そう思えるときには、気持ちを切り替えて、ラッキーだったなと思うことにしている。
久しぶりに洗車した赤のCX-5。昨年まで夫が乗っていた車を譲り受けました。
石垣には、今マツバギクがいっぱい咲いています。
ヤマアジサイも色づき始めました。
シロツメクサ。
グランドカバーというより、通路に広がっています。
末娘が小学校からもらってきたシモツケの木。
ハッとするようなピンクの花を、たくさん咲かせています。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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