エッセイサークルの友人が、マフラーを編んでくださった。
短めの通し穴に入れるタイプのマフラーで、穴の部分がお花になっていて、お花でまとめたように見える。色はブルーや紫やピンク、黄色、グリーン、オレンジなどがグラデーションになっている。
軽く使いやすく、可愛い。よくマフラーを落とすわたしも、これなら落ちることもない。
じつは、彼女がエッセイサークルで同じ形のものをしているのを見て、素敵だなと思っていた。
首元を飾っていたのはシックなグリーン系のもので、黒い服を着こなすのが上手な彼女にとても似合っていた。
帰りに手渡してもらったときには驚いて、パッと気持ちが明るくなった。
まるで春を手渡されたかのような、そんな感じがしたのだ。
そして、こういう明るい虹色がわたしに似合うだろうと思い編んでくださったのだと思うと、胸がじんわり暖かくなった。
「いい色ねえ」
「似合うねえ」
手話教室にしていくと、口々に褒めていただいた。
春はきっと、もうすぐだ。
とっても綺麗なグラデーションの通し穴に入れるだけのマフラー。
太陽の光に当たると、ますます明るい色になります。
一輪挿しに飾ったクリスマスローズとアイビーの色合いともちょっと似て。
庭では、クリスマスローズが咲き始めています。
最近もらったもの。娘にバースディプレゼントにはりねずみのモップスリッパを。足音がしないので、夜中に起きるときとかに重宝しています。
手話教室の友人にいただいた消毒スプレー。お肌の敏感なお孫さんのためにいつも手作りしているそうです。殺菌作用のあるユーカリが入っていてラベンダーの香りがいい感じ♡
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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