今日1月12日、32回目の結婚記念日を迎えた。
30回目で真珠婚。35回目は珊瑚婚。だが32回目は、名もない記念日である。
名もないからというわけではないが、特に祝うこともなく夫婦別々に過ごすこととなった。正月明けの忙しい時期に結婚したのだから、そういう年もままある。淋しいというほどのことではない。記念日記念日といちいち覚えている男の人を見ると、女の子かいなと呆れる男前のわたしだ。それでも、そんなことを考えること自体、ちょっと淋しかったりするのかも、と自分の心を覗いてみる。
そんなとき、変わり種の日めくりカレンダーを見つけた。
見本をめくってみると、偶然にも1月12日のページだった。
「ひなたぼっこする日」と、下にタイトルがあり、夫婦と犬と猫が原っぱでにこにこしながら寝転がっている絵が目に飛びこんでくる。
「冬の日なたぼっこも寒いけど気持ちいいね!」
「ポッカポカ!」
というのは、夫婦の会話だろうか。ちなみにと11日をめくってみる。
「あくびしてる人がいたらポップコーンを投げる日」とある。
誰彼かまわず、あくびする人の口にポップコーンを投げ入れている絵が描かれている。脱力した。思わず笑いがもれ、購入してしまった。
お店の方は製作者と知り合いらしく、くすりと笑えるだけじゃなくて、不思議と予言になっていたりしてびっくりすることもあるんですよ、と教えてくれた。
これから1年、楽しもうと思う。
ということで今日は「ひなたぼっこする日」ですよ、みなさん。
『渡邊知樹のペペペ日めくりカレンダー2018!』箱入り。1月に入ってるからとおまけしてくれました。
こちらは友人がプレゼントしてくれたベンチのカレンダー。ゆらゆら揺れます。
そしてこれは、夫が初めて自分で撮った写真で作ったカレンダーです。
わたしが言うのもなんですが、めちゃくちゃかっこいいんです。
☆『地球の歩き方』特派員ブログ、更新しました。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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