「がんばります!」
このところ柄でもなく、そう口にすることが多くなった。
先日も、手話サークルとエッセイサークルで、そう口にした。
その際、手話の「がんばります」も、ついつけてしまった。手話サークルでならまだしも、エッセイサークルでまで。
手話の「がんばります」は、グーにした両手の拳を胸のまえで上から下に少し振って、止める。その止める仕草が、いかにも「がんばる」気持ちを胸のなかに留める「決意」を表してるみたいだ。そうすることで、自分自身にも、がんばろうと伝えることができる、ように感じる。
最近、言霊を強く感じるようになった気がする。
たとえば、食事をしていて味つけ薄かったな、と思っても言わないことが増えたのは、「薄い」と言葉を発してしまうことで「薄い」が現実化し、さらに味が「薄まってしまう」。という体験が何度かあったからだ。
もしかしたら、との仮説だが、手話を始めて、言葉を視覚でとらえたり、実態でとらえたりするようになったからなのかも知れない。
「がんばります!」は、現実化し、実体化してほしい言葉である。
「月に4回は、たいへんだね」
『地球の歩き方』ブログ特派員の仕事は、月4回以上ブログを更新することだ。
だから、その声かけに手話つきで答える。
「がんばります!」
手話の「がんばります」です。「元気」という意味もあります。
「家」と「掲示」を合わせて「ホームページ」
「旅行」これは、どちらの絵も片方だけで旅行、旅する、の意味になります。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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