サハリン島で使われる、話者が十人しかいないというuilta(ウイルタ)語。
ウイルタの人たちは、「降っている雪」「積もった雪」「木の上に積もった雪」「溶けかけた雪」というように、雪をいくつにも分類して区別する。
「降っている雪」を、SIMANA(シマナ)と呼ぶそうだ。
『なくなりそうな世界のことば』(創元社)には、こうある。
1年の半分が雪と氷に閉ざされる世界で長年暮らしてきたからこそ、それらを区別することに意味がある。
必要な言葉、多く使う言葉は、小さく分類され区別され、増えていくものなのかも知れない。
イタリア語の「チャオ」が、おはようもこんにちはも、さよならにさえ使えると知ったときには新鮮だった。けれど、「ボンジョルノ(こんにちは)」は午後3時まで。3時以降は「ボナセーラ(こんばんは)」になる。
たぶん国や地域ごとに、大切にするものが違い、そこから言葉の枝分かれや統一が起こっていくのだろう。
降っている雪と積もった雪の区別はないが、舞う雪を「風花」と呼んだり、木の枝からはらはらと落ちる雪を「雪の華」と呼んだり、日本語は、とても美しい言語だと思う。四季折々の風景が美しい日本だからこそ、きっと美しい言葉が生まれるのだ。
これまで紹介してきたものは、『ナティン natihg』と『ンブラ BURA』です。
火を入れたばかりの薪ストーブ。熱伝導で回る温風機がまだ回っていません。ひと言で呼ぶとしたら何て呼びましょうか。ガンガンに燃えているときは?
鍋を置く前の鍋敷き。ベーグル型で気に入っています。「焼く前のベーグル」とか「鍋なし敷き」じゃ、よけいにわかりにくいですね。
マッシュノートのノートは、来客時のレシピやメニューを記しています。「レシピノート」でいいかな?
薪ストーブいいですね。我が家の、偽物ストーブとは段違いです。当たり前ですが。やっぱり憧れです。
日本語ばかりでなく、何処の国にも優しい言葉は沢山あるんですね。箱根に旅した時のホテルは…あうら…という名前でした。風がそよそよ優しく吹く、という意味だそうです。その言葉の響き好きで忘れられません。
来客の時のレシピ? そう言えば最近は孫達だけで食事を出すような来客ないですね。お料理は嫌いじゃあ無いけど、自慢できる腕前では有りません。やはり、さえさんにお料理教室開いてもらって~‼
悠里さん
薪ストーブ、楽しんでいます♩
火はいいですね~♡
「あうら」初めて聞く言葉です。風がそよそよ優しく吹く。素敵ですね~
日本語にも知らない素敵な言葉がまだまだありそうですね。
いやいやー教えられるような腕はありません。
料理本やネットレシピをテキトーにアレンジしてるだけで。自慢できる腕前じゃありませんよ~
お孫さんとの食卓、いいですね♡
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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