シンクロニシティ。
偶然はけっこう頻繁に起きているものであり、シンクロするかしないかはそれに気づくか否かにかかっている。気づかなければ、その偶然は起こらなかったものと同じで認識されない。シンクロニシティとは、偶然を認識することで起こる現象だ。
以前読んだ東野圭吾の『夢幻花』に、かかれていたのが印象的で、深く記憶に刻まれている。
このところ、秋にもかかわらず桜づいていると思ったのは、「わに塚のサクラ」のクラウドファウンディングの記事をかいたのと、夫が美味しい馬刺しを買ってきたのとが重なったからだ。
すると今度は、淡路島のお土産にとサクラマスの燻製をいただいた。
サクラマスの旬は3~5月で桜の時期であり、身の色が美しいピンク色をしていることから、この名がついたそうだ。
わたしにだけ、季節外れの春がやってきたようだ。
桜、桜、桜、と続かなければ、サクラマスの燻製もただ美味しいと食べて終わっていたかもしれないが、シンクロニシティは真冬に暖かく静かな春風を吹かせてくれた。
晩秋にもかかわらず記事にした「わに塚のサクラ」です。
時同じくして、夫が買ってきた桜肉。馬刺しです。
いただいた淡路島の缶詰。
サクラマスの燻製です。
たまーに使う、気に入りの香水。遊中川の桜。スミレもありました。
お香のように炊くお線香も、桜の香りです。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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