義母にマスクを送ったら、メールが届いた。
おしゃれマスクのデビュー。薄紅色のマスクに合わせてセーターを選ぶのにちょっと時間がかかりました。
心臓に持病を抱える義母は、今もリハビリが欠かせない。そこで、若いスタッフさんに褒められたとあった。
特製マスク! おしゃれ。
そんなふうに楽しんでもらっていると思うと、うれしい。作り甲斐もある。
ミモザの方にはどんなブラウスが合うかな?
ともあり、生来その場その場で起こったことを楽しめる義母らしいと微笑んだ。
今の状況は、みなそれぞれ息が詰まり、辛い日々だと思う。
けれどそのなかで楽しめることを見つけられるかどうかは、ひとりひとりにかかっている。
マスクに合わせて、服を選びおしゃれするのもいい。
夫は、在宅リモートワーク中だが、必ず髭を剃り、襟付きのシャツを着て仕事に臨んでいる。
義母に送った2枚のマスク。
末娘とパートナーに送ったクッキー柄のマスク。
東京の友人たちに送ったミモザ柄のマスク。
上の娘とパートナーに送ったマスク。もう20枚ほど縫いました。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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