マリーアントワネットのマスクを、つけてみた。つけ心地は、とてもよい。
夫が、仕事関係の方に、奥様にといただいたという。
「えっ、4,000円もするの?」
思わず声を上げるほど驚いたが、マスクも今やアクセサリー感覚でつける時代。高価なものが出てきても、おかしくはない。
今だからこそ贈りたい…だいじなあの方へ、エレガントなプレゼント
と謳っている。
このマスク、「トワル・ド・ジュイマスク」といって、フランス王妃マリーアントワネットが愛したという伝統あるデザイン生地「トワル・ド・ジュイ(Toile de jouy)」で作っているそうだ。
耐熱ガラスメーカーの「HARIO」が、販売を始めたとか。
アクセサリーも手掛けている会社だけあり、早々に、アクセサリー感覚でのマスクという捉え方ができたのだろう。
「トワル・ド・ジュイ」は、フランスの伝統的なプリント生地で、ヴェルサイユ宮殿に近いジュイ・アン・ジョザスという町で生産されたことから「Toile de jouy(ジュイの布)」と呼ばれたという。田園風景や木や花と人を描いたデザインが、マリー・アントワネットのみならずナポレオンもとりこにするほどの人気だったとか。ほかにも歴史を描いたものや文学とオペラ、アンティーク調のものなど、数多くのモチーフがあるらしい。
せっかくいただいたので、遠くフランスに思いを馳せつつ、ちょっとしたお出かけ用に、使おうと思っている。
この生地が、「トワル・ド・ジュイ」のモチーフのひとつなんですね。
種類は4つ。Mサイズには、リボンとバイアステープがついています。やわらかめのノーズワイヤー入り。イザベルの結婚式にとパリを旅してから、もう4年。昨年赤ちゃんも生まれて、素敵な家族になってるだろうなあ。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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