ネットで購入したプリント地で、友人たちにマスクを作った。
マスク用ゴム紐も、無地のガーゼも、注文してからずいぶん待ったが手に入り、どんどんは作れないけれど、少しずつ暇を見て作っていこうと思っている。
そのプリント地に、作りながら癒されている。
白地にミモザの花がデザインされていて、やわらかなイエローとかすかなグリーンの色合いにも魅かれ、選んだ。
その生地を見て、さわって、縫っているだけで、気持ちが明るくなってくる。
不思議な体験だった。
「つけると気持ちが明るくなる、不思議なマスクだよ」
一筆かいて、3人に送った。
こういうときこそ、きっといつもより小さな小さな悦びが大切になってくる。
やわらかな色合いや、優しい手触りや、花模様なんかが。
まず布を水通しして、アイロンをかけて。もう一枚は、クッキー柄。
型紙通りに切って。
白い無地のガーゼも手に入りましたがダブルガーゼではなかったので、二枚重ねにして縫いました。
わたしも合わせて4人分、おそろいで。
服装とのコーディネートを考えて・・・とマスクを手作りされる人も多いですね。
ミモザのマスク。可愛いですね。
そうして、せめて季節感を楽しめる気持ちって大事ですね。
この前、私の記事で紹介した播州織の作家さんの工房が、マスク制作で大忙しだそうです。
NHK神戸放送で、紹介されていました。
一過性のことと思っていたのですが、長期戦の構えですね。
せめて、マスクでおしゃれを・・・。せつないですが、そうして乗り越えるしかないですね。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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