ペンネームの表札を作ってもらった。
『地球の歩き方』でも紹介した『天然木工房ONO』さんに、天然木で手作りしていただいた。これまでも目立たないものをつけていたのだが、ペンネームで届く郵便物も多いので年の初めにと新調した。
大きさや木の種類、色、字体、文字色など、相談しながら考えて選び、作ってもらったのだが、できあがったものを見て、天然木っていいなあと感想はそこに落ち着く。
木はミズナラで、真ん中はやわらかなアイボリー、周りが落ち着いたブラウンだ。そこに少し濃いめのブラウンで手描きに近いフォントの文字を浮き彫りにしてもらった。右上がへこんだ形になっているのは、わざわざそうしてくださったのだろう。木の味わいがさらに感じられる。
樹木も、切られて木材になった木も、触ると冷たい。それでもぬくもりを感じるのは、かつて生きていたものだと知っているからだろうか。燃えると、熱い炎となってわたしたちを温めてくれるからだろうか。
『天然木工房ONO』です。
シンボルマークのトナカイさんたちがお出迎えしてくれます。
できあがったのはこれ。字体も注文通り彫ってくださいました。
見るたびにペンキ塗り直さなくちゃと思うポストの横、鉄製の表札の下に。
夫が取りつけてくれました。気に入っています。上の表札は、わざと錆を出しているんですよ。デザインなんです。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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