居間で洗濯物をたたみながら、背中にあたる光を感じた。
台風一過のきのう、朝久しぶりに差しこんだ太陽の光が、そっと背中を撫でる。
甲府では30℃を超え真夏日となったが、明野の冷えこんだ朝の太陽は、ホッとするほどに温かく優しかった。
植物が光合成でもするように、わたしのなかでも陽の光が化学反応を起こしていくような感覚、というのだろうか。何かが治っていく感じがした。
この夏ひどい風邪をひき、結局ひと月治らなかった。先週ようやく治ったかなあと思ってからも怠さがとれず、頭もぼんやりしていた。
そういうものを、太陽が癒し、治してくれている。そう感じたのだ。
肩や背中のコリが、陽の光の温かさにほどけていくのを静かに感じ、洗濯物をたたみ終えてもしばらく窓際に座っていた。
夏の強い日差しは、まるで攻撃を仕掛けてくる敵のようにしか感じられなかったけれど、背中を撫でてくれるような優しさを感じ、ああ、太陽の力って偉大だ、この地球で生きるすべてのものに欠かせない力なんだと実感した。
台風一過、きのうの朝の空。八ヶ岳は、まだ雲をかぶっていました。
南アルプス連峰は、青く青く秋の顔をしていました。
南アルプス連峰の甲斐駒ケ岳。
こちらも南アルプス連峰の、オベリスクのある地蔵岳。
あちらこちらの田んぼの畦に、真っ赤な彼岸花が咲いていました。
台風、過ぎていきましたね。 山梨ではいかがでしたか?
こちらの地元では、ピンポイントで避難勧告という物が出ていたんだけど、近所だーれも避難なんてしてないし、結局難なく過ぎてくれました。
昨日はほんとに暑かったですね~
風邪、そんなに長引いてたんですね~
いくら薬を飲んでも、休養しても、治る時期っていうものがあるような気がします。
治る時期が最近は、遅い? 長引くことが私もあります。
窓辺で太陽の暖かさを感じながらボーっとする、そんな時間必要ですね~
そう言えば今年は彼岸花、まだ見てないんですよね~
近くで咲いている所がないので、探しに行かなくっちゃ!
ユミさん
一昨日の夜中は雨と風、けっこう激しかったですが、被害というほどではなかったようです。
写真はゴミ出しに行った朝の風景なんですが、彼岸花、風で吹き飛ばされたのか道路に落ちているものがあって、拾ってきて花瓶に生けました。
明野はたぶんもう真夏日になることはないと思いますが、同じ山梨でも甲府はまだまだ暑い日がありそうです。ユミさんも、熱中症など気をつけてくださいね~
風邪、ほんと長くて疲れました~それも夫も同じくひと月ひき続けていて、ふたりでうっとおしかったです。治る時期ってあるんでしょうね。今年の夏風邪は長引くって、山梨ではみんな言っています。
紫外線は気になりますが、太陽の光を浴びてぼーっとする時間もいいですよね♩
彼岸花、見つかるといいですね~
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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