アタリ。ハズレ。
何でもない福引きでも、ちょっとトキメクその響き。
毎日の生活のなかにも、小さな小さな「アタリ」はある。
たとえば、毎週、最寄りのヤマト運輸に出しに行く荷物。
受付のとき、担当する人によって微妙に作業が違う。
客から電子マネーカードを受け取り、支払いまでの作業を終えて返してくれるスタッフさんがいる。それはそれで親切なのだが、自分でカードをかざしたいわたしは、こちらに任せてくれるスタッフさんの方が好きだ。
自分でカードをかざし「はにゃにゃん!」を聴くことができると、「アタリ」と胸のなかでこっそりガッツポーズする。
またたとえば、夕刻車を走らせていて。
暗くなると自動でライトがつく設定になっているのだが、人間の目で、もうそろそろスモールライトをつけてもいいなと思うくらいになっても、なかなか点灯しないときがある。そんなとき「ここを通ったらライトがつくスポット」がいくつかあって、どこで点灯するかひとり当てっこゲームをする。
見事「アタリ」を獲得すると、ふふふと笑いガッツポーズだ。
また、駐車場に車を停め、駅まで歩く5分ほどの道のりでも。
川沿いを歩くのだが、川面に鴨がいたら「アタリ」だ。
大小いくつもの「ハズレ」を獲得もしている人生だが、小さな小さな「アタリ」にもまた、心楽しい日々をもらっている。
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電子マネーカードにもいろいろありますが、スターバックスで「ハミングバード」というカードを見つけました。東日本大震災で孤児となった子どもたちの進学資金に充てられるそうです。カード発行時に100円の寄付。あとは使うたびにスタバから商品の1%が寄付されるそうです。
発行期間は4月11日まで。寄付対象期間は5月29日まで。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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