ご無沙汰しているお世話になった方から、突然手紙が届いて驚いた。

千葉にお住まいなのだが、ここ北杜市の方と出会う機会があり、「北杜市」というキーワードから、私のことを思い出してくださったらしい。

ただそれだけのお便りだったのだが、ただそれだけのことでお便りしてくださったことがうれしく、胸がホッと温かくなった。

すると突然、ほろっと涙がこぼれた。

そのことに、自分でも驚いた。

のんびりとマイペースでやっているようで、肩に力を入れてガチガチになっていたことに、ハッと気がついた。呑気なように見えても、わたしだって生きていくのはけっこうたいへんなのだ。

湯舟の温度は同じでも、冷えきった身体を入れれば熱く感じる。

心の温度も、そのときの気持ちの持ちようや今日あったばかりの出来事、身体の疲れ具合などによって、感じ方が変わっていく。

熱く感じた湯舟のなかで、肩の力を抜いて、冷えきった芯が湯に溶け出すまで、どのくらい浸かっていただろうか。

ふと気がついたときに、手紙を出したり、声をかけたりできる女性って素敵だな。なかなかできないなどと言わず、見習おうと思う。

ショッピングモールの和雑貨のお店で、気まぐれに買ったバスソルト。薄荷、蜜柑、柚子。薄荷は、スーッとすっきりした匂いが気持ちよかった♩

残り湯でひとりの日に、庭のアップルミント湯を試してみました。掃除が簡単なように、束ねて浮かせて、温まりながら葉っぱをもみもみ。いい香り。