手話教室で、定期的に手話のクロスワードパズルをテキストに使う。
イラストの手話がヒントになっていて、それを言葉に変換し、クロスワードを埋めていく。クロスワードパズルはけっこう好きだが、これが難しい。
例えば、縦1は8文字もある。
「昼間」とか「一日じゅう」とか、そんな手話のようだが8文字? わけわかんない。となる。
答えは、「朝から晩まで」。
手話も難しいが、ああ、日本語ってなんて難しいんだ。
無論、手話自体知らないとわからない。
語彙不足のわたしが知らない手話を、みんなが埋めていくので焦る。
「インスタント」は、腕時計の位置で針が振れる様子を表現するそうだ。知らなかった。指を3回振る人が多いのは、カップラーメンといえば3分だった頃の名残りのようだ。
「牛」を鬼と間違えたし、滋賀県の「滋賀」は、琵琶湖をイメージして琵琶を弾く仕草だった。県名手話表を持っているのに、山梨、東京、京都、北海道くらいしか覚えていない。
落ち込む。
落ち込むのは、教室に通っているだけで自習をサボっているからだと知っている。
みんながどんどん先に行っていて、わたしだけ留まっているこの感覚。けっこう辛い。みんな、もっともっとがんばっているのだ。
ほかにもやりたいことも多々あり、今は教室に通うことでしか続けられずにいる。というのも言い訳か。それでも続けていけば、クロスワードの空白はゆっくりと埋まっていくと思いたい。
使用前?
わかるものから、答えを埋めていきます。
漢字がかけなくて、平仮名が多い! 「楽」はかけます。ほんと!
「徒党を組む」なんて、ほとんど使わない言葉だよね。
答え。完成図です。平仮名が、小学生の文字のよう。。。
二重の四角が応募の答え「あまのがわ」。七夕の季節ですものね。
こちらは、今年1月のもの。
う~ん。いくつかわかるけど。むずかしい。
答えです。「おとしだま」
日常、いちばん使う言葉は「まあ、いいか」かな。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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