夫に、薪運搬機の運転を教えてもらった。
彼の両膝の手術後の薪運びは、わたしの仕事になっている。日々運んでいる庭の薪小屋の薪が少なくなってきたため、森から運ぶことになった。
森の薪小屋までは、50mくらいあるだろうか。
何度も腕を痛めているわたしには、大きい薪なら片手に1本、両手で2本しか運べない。なので、何往復もしなくてはならない。
目の前の薪小屋なら、日々運動と思って往復する。
それが森まで行くとなると、キャパオーバーになること必至。そこで、薪運搬機の登場だ。
ガソリンで動く大きく重い機械なので敬遠してきたけれど、教えてもらって動かしてみるとなかなかにおもしろかった。
「楽しい! ひとりでも、できそう」
そう言うと、夫に止められた。
「ひとりでは、絶対に動かさないでください」
歳を重ねると、薪ストーブの暖房はだんだん負担になってくる。薪割りや薪運びには、足腰、腕の力が必要だ。しかし、80代になっても薪ストーブを楽しんでいるご近所さんもいる。
機械を上手に使いながら、できるだけ長く薪を燃やす火の暖かさを楽しんでいきたい。
薪運搬機の車庫。北側の軒下です。
森の薪小屋までレッツゴー!
かなりの傾斜を上り下りします。
夫が、廃材のみで作った薪小屋です。
ぶじ、ウッドデッキ前まで運転できました。
少しずつ、ウッドデッキの簡易薪小屋に運んで。
春が近づき、昼間は休憩することが多い薪ストーブですが、夕方から朝までは稼働しています。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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