今年のお盆休みは、雨や曇りばかり。
梅雨の逆戻りか、はたまた秋の雨かといった雰囲気で肌寒い。
次第に気分もじめじめしてくる。
だが、キッチンで手もとを見ながら包丁を動かすとき、洗面所で鏡を見ながら化粧水を塗るとき、指先の淡い水色と貝殻のように透明感のある白が目に留まる。
波をイメージしたシンプルなデザインのネイルだ。それだけで、気持ちがすっと晴れる。女性にとってネイルってそういうものなのだ。
波のネイルを見ていたら、海のものを探してみたくなった。
海のない山梨に暮らす我が家にも、海をイメージできるものがいくつかあった。
ステレオの上にカバー代わりにかけた、波模様の日本手拭い。
波を思い起こさせるような色合いの、ストライプ柄の器。
古いTシャツをアートよろしく額に入れた、貝殻の絵。
淡いブルーに白の幾何学模様を入れた、やわらかなスカーフ。
船の廃材に魚を描いた、リサイクルアート。
魚と波をモチーフにした、鉄製の蝋燭立て。
家のなかをスタンプラリーのように探してまわるだけでも、楽しかった。
海には、広がる開放感や深い青、波の音などに癒される、そんな「リラクゼーション効果」が高く、山には、森の力に浄化され細胞が活性化し「元気が湧いてくるという効果」があるらしい。
山にいて海を欲しがるのは、単なるないものねだりだろう。けれど目を閉じて、波の音を思い浮かべてみるのもいいかも知れない。
そんなことを考えていたら、波が打ち寄せるかのように蜩が鳴き始めた。
波をイメージした模様だと、ススメてもらったネイルです。
寝室のステレオにかけているのは、波模様の日本手拭い。
やはり波のような模様が気に入っている、小鉢ほどの大きさの器。
Tシャツアートの貝殻模様は、和室に飾っています。
幾何学模様のスカーフ。ブルーに少しの白は、海を思わせます。
船の廃材に魚を描いたリサイクルアートは、玄関に飾ってあります。
これも魚と波モチーフでした。玄関にある鉄の蝋燭手立て。
一緒にいるのは、若い陶芸家さんの作品『沈思』です。
さえさん、こんにちは!
海が近くになくても青い色や魚や波の模様の雑貨を使うと海を感じることができますね♪
青って本当に空だけでなく海の色って感じがします。
私も青が好きで青い色のガラスの食器を少しずつですが集めています。
夏になると青のガラスのコップを使いたくなるのは海を思い出すからかなと今さらながらに思いましたよ~!
最後の写真の「沈思」は神話を題材にして作られたのかな?となんとなく思ってしまいました。
素敵な作品です。
papermoonさん
海ごっこ(笑)楽しかったです♩
青にもいろいろあって、海を感じるもの、空を感じるもの、いろいろですね~
青い色のガラスの食器、いいですね♡涼し気でしょうねえ。
わたしもブルーの球のついたマドラ―を使うと、海を思い出します。海の家かな(笑)
『沈思』神話なのかな?表情がとても気に入って、ときどき眺めては穏やかな気持ちになっています。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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