髪を切った。
春だから、というのもあるかも知れないが、長く伸ばしウェーブをかけた髪が今の自分と合わないようなもやもやした感じをここ3か月くらい抱えていた。
可愛いらし過ぎる感じ、というのだろうか。
自分が持つ自分のイメージと、いつの間にか違ってきてしまったのだろう。
自分が持つ自分のイメージってどんなだろうと、あらためて考えてみる。
顔色が悪く見えないように明るい色を選んで着ることが多いけれど、基本はシンプルな無地の白やブルー。可愛いよりは、静かな雰囲気にしたい。
そこに最近にわかに、歳相応というワードが浮上してきた。50代も後半だ。そろそろ持つべきものを厳選し、余計なものをそぎおとし手放していく年代にも入ってきた。
そんなあれこれを考えて、ちょっと髪を切ってみた。
足りなかったパズルのピースがひとつ、ぴたりとはまったみたいにしっくりきた。
自撮りしてみました。
お口直しに、庭の雪柳を。
足もとには、濃いピンクの芝桜を植えています。
だんだん咲いてきました。雪柳は満開かな。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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