「あけのお宝マップ」が完成した。
明野町にある「NPO法人 茅ヶ岳歴史文化研究所」が発行したもので、携わったのはボランティアの明野在住の方々。
なんと〈75〉ものスポットが、地図と共に記載されている。
地図を開いて、びっくりした。
もう24年も暮らしてきた明野に、こんな場所があったのかと目から鱗が落ちるスポットが満載されていたのである。
重要文化財などには登録されていないけれど、歴史や文化を感じられる史跡が数多くある。
映画『男はつらいよ』やドラマ『みんな昔は子供だった』のロケ地にもなっていた。
知らなかったお店も、たくさんある。
人口5,000人に満たない小さな町。明野町とは名乗っているが「村」の方がしっくりくる里山に、こんなにも豊富な「お宝」が眠っていたとは。
引退後の夫も、「あけのお宝マップ」作りプロジェクトに、ボランティアで参加していた。
最初は「写真を」と頼まれたようだが、もともとの歴史好きに火がついて〈歴史と文化〉チームでの取材に夢中になっていた。
もちろん写真でも、表紙の石仏ほか、ずいぶんと貢献したようだ。
原点回帰というほどのことではないかもしれないが、自分が暮らしている町、長い時間を過ごしてきた土地を、こうしてじっくり見てみるのもいい。
「あけのお宝マップ」です。「みてあるいて感じて」の写真の石仏さんは、我が家から徒歩30秒ほどのところにいらっしゃいます。
〈75〉ものスポットが載っていて、驚きました。
夫が担当した〈歴史と文化〉だけでも30ものスポットが紹介されています。
「福性院、木造薬師如来坐像」応仁3年、なかをくり抜く、木造寄木造り内刳という手法で作られた像。
「宇波戸神社石鳥居」全国的にも最古の鳥居なのだそうです。
「朝穂堰と土蔵のなまこ(海鼠)壁」朝穂堰は、山梨県の3大堰のひとつです。
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随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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