きのう、33回目の結婚記念日を迎えた。

「何回目だっけ？」「34回？」などと数えてみたら33回目だった。

30回の真珠婚と35回の珊瑚婚のあいだは○○婚という名はない。15回が過ぎると名がつく記念日は5年ごとになるらしい。

「明野に越してきてから、20年かあ」

自然とそういう話になる。いつのまにかここでの暮らしが、とうに半分を超えている。子どもたちも大人になるわけだ。

さて。結婚記念日の『ペペペ日めくりカレンダー』は「なんでも半分この日」だった。ジュースに2本のストローをさし飲むふたり。菓子パンっぽいものを半分に割るめくる氏とそれを褒めるあささん。イヤホンを分け合い同じ曲を聴くふたり。ピッタリ寄り添って猫のネネを半分ずつ抱くふたり。

何とも微笑ましい。というか、夫婦でこのラブラブさは……？　と疑問符さえ浮かぶ。

しかしジュースを一緒に飲むことはないが、半分こすることは増えたなあとも思う。きのうもふたりで薪運びをした。そうして仕事を半分こすることが、若い頃より増えている。たがいに相手の身体を心配し思いやる年齢になったということか。

34年目の年。ここ明野で過ごす21年目の年は、どんな年になるのだろう。

結婚記念日の『ペペペ日めくりカレンダー』です。

なぜか、ラブラブ続きのめくる＆あさ夫妻。

半分こして運んだ薪をくべ、暖かく過ごしました。

☆『地球の歩き方』北杜・山梨特派員ブログ、更新しました。

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