写真家Yasuo Maedaのカレンダー2021年版が、できた。
表紙には「ALENTEJO テージョ川の彼方にて」とある。
首都リスボンの南を流れる広大なテージョ川。ALENTEJO (アレンテージョ)は、その対岸に広がる穀倉地帯だ。ポルトガル語で「テージョ川の彼方」という意味を持つ。
1年前の12月、リスボンを抜けだしてレンタカーを借り、夫の運転でアレンテージョの街々を走り回った。拠点にして歩きまわったエヴォラ。山の上の白い町モンサラーシュ。巨大な水道橋が今も使われているエストモレス。ストーンサークルが並ぶ遺跡も訪ねた。
その田舎町の、大河をたゆたう小舟のようにゆったりと時間が流れていくような感覚に、いつしか心が解き放たれていったのを、今も思い出す。
「Life is Fun(何でもない日常の大切さに思いを馳せるような写真)」というテーマは、来年にも引き継がれている。
何でもない日常を大切に。
そういう気持ちをいつも忘れずにいたいけれど、ついつい忘れがちになってしまう。ふと、カレンダーに目をやり、忘れがちなその気持ちをたびたび取り出して眺めようと思っている。
☆カレンダーは、1,000円(税込み・送料別)で販売しています。ご連絡いただければお送りいたします。
表紙は、エストモレスという街のお城です。
フリーマーケットが開催されていたエルヴァスの広場で。月ごとに、その街の様子などコメントも入っています。
2021年は、人が写っていない写真もありますが、どこかそこで暮らす人々の匂いが漂ってきます。
さえさ~ん、今年のカレンダーも素敵そうですね~
今年もぜひいただきたいと思います。
さえさんのアドレスは残しているんですけど、変わっていませんでしょうか?
そちらにもう一度連絡する方がいいでしょうか?
もしアドレスが変わっていれば、私のブログに鍵コメで教えていただければと思います。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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