YasuoMaedaの8月のカレンダーは、ビルバオだ。
写真を見ただけで、暑かったなあと思い出す。靴を履いていられず、サンダルを買った。石畳が焼けるようだった。
2017年の6月に行っているから、5年が経つ。
この5年は、わたしにとってはビルバオからスタートした年月となった。
テレビで偶然見たガステルガチェへ行こうと計画したビルバオの旅は、日本ではマイナーな場所で、ほとんど情報がなかった。
そこで見つけたのが『地球の歩き方』のビルバオ特派員のブログだ。
市場やバル、美術館や観光名所のレアな情報をゲットできた。
帰ってきて、特派員が日本全国津々浦々にいることを知り、また、たまたま山梨特派員がいなかったこともあり、できるかも、やりたい、と思い、応募してみた。
試験は、4記事作り上げること。
何にスポットを当てるかはもちろんのこと、写真、文章、データの扱い、パソコン作業もある程度できないと作れない。
これには、今年10年になるこのブログが役立った。
そうしてその秋、『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員となり、もうすぐ5年になる。
もし、ビルバオへ行かなかったら、今頃わたしはどうしていたのだろう。
2年前に夫の会社の経理も引退し、もっとのんびり暮らしていただろうか。
あるいは、何か物足りないと思いつつ暮らしていたかもしれない。あるいは、ほかの何かを見つけていたかもしれない。
ビルバオは、わたしにとってそんな街である。
ビルバオの暑さがよみがえるような写真です。
暑くて暑くて、美味しいビールを飲んだのも、特派員さんが紹介していた市場でした。
ピンチョスが豊富で、洒落ていて、美味しかった。
こちらはテレビで偶然見た、海に浮かぶ教会ガステルガチェです。
観光名所になっているビスカヤ橋。
毎夜毎夜タパスで飲み歩きして、レストランに一度もいかなかったビルバオの夜でした。
トイレその1日比谷花壇のカレンダーは、HANABI~花火。
その2ゴッホは「オリーブの木」でした。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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