夫であるYasuoMaedaのlife is funカレンダー。2024年は、すべて2022年秋に旅したイタリアの写真で構成されている。
それももう、ラスト1枚。来年のカレンダーも、もうできている。
この写真を撮ったときのことは、よく覚えている。
あ、満月。と思ったら、時計台「モーロの塔」の丸い時計の文字盤だった。一瞬、魔法をかけられたかのように感じた。穏やかな夜。ワインにも酔っていた。
不意に、あれ、わたし今どこにいるんだろうと、なにかバランスが崩れたような感覚が押し寄せた。
世界中、どこにいても変わらずやわらかな暖色を帯びた光を灯している月という存在が、ふっと違うものに入れ代わってしまっていた、その不確かさに驚かされたのだった。
しかし、今でもモーロの塔のこの月に似た光を照らしていた姿を思い出すと、温かな気持ちになる。
時計台が、満月のふりをして笑っていたかのように感じたからかもしれない。
お月様のように、見えませんか?
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夕焼けに染まったオルヴィエート大聖堂。
黒トリュフをテーブルですりおろしてくれた、カルボナーラ。
次回、オルヴィエートへいくことがあれば、飲みに行きたいワインバー。
トイレその1日比谷花壇のカレンダーは「as time goes by…」時間が経つにつれて。
トイレその2「ヨーロッパの古城と宮殿」は、フランスのルーブル宮殿。
パリのセーヌ川の右岸にある旧王宮。現在は、ほとんどの部分が「ルーブル美術館」になっているそうです。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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