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キャベツのバター炒め考 その2

キャベツのバター炒めが、好きだ。

以前にも、キャベツのバター炒めについてかいた

友人のご主人に、キャベツのバター炒めに特別な思い入れがある人がいて、その日の献立には、他のおかずは一切作らないという家庭があったのだ。

 

さて。わたしがキャベツのバター炒めが好きなのは、たぶん母がよく作ってくれたからだ。北海道の牧場出身の両親は、バター味が好きだった。それに加え野菜が苦手だった妹がよく食べたのが、キャベツのバター炒めだったからだと思う。

妹は8歳下で、大人になってからは彼女のためにわたしが料理していた時期があった。その頃、彼女の好きなキャベツのバター炒めも当然作ったのだが、母の味と違うと言われ首を傾げていた。バターたっぷりで炒め、塩胡椒するだけの料理で、バターも塩も胡椒も同じ。違いようがないと思っていたのだ。

 

ところがある日、母が炒めたキャベツのバター炒めを見て、その謎が解けた。

薄い緑のなかに、茶色く焦げた部分がある。かなりの割合だ。半分くらい焦げていると言ってもいい。もっと弱火で炒めるべきだ。わたし的には、それ、失敗なんじゃないのと言いたいくらいだった。

しかし、妹はそれを喜んで食べていた。焦がしたものが、母の味だったのだ。

 

今でも、母は単に時短のために強めの火で炒めていただけだと思っているが、訊いてみたことはない。おふくろの味、家庭の味のなんと奥深いものか。

「焦がしたからって、失敗ってわけじゃないんだよ」

キャベツを炒めながら、そうつぶやいてみる。それを言い訳に使おうとするわたしは、すでにその頃の母の歳を追い抜いているのだ。

CIMG5265朝食は、ご飯と具だくさんの味噌汁と目玉焼きか納豆、それに野菜を何か添えるようにしています。今でも焦がさないわたし。

CIMG5207ある日のランチ。生姜焼きにはキャベツの千切りですね。

CIMG5225春キャベツが美味しくなって、コールスローサラダも作りました。

CIMG5255連休の夕食のお好み焼き。これ、豚バラを少し焦がすのが美味しいんですよね。

CIMG5259キャベツを、1㎝四方のざく切りにするのが、我が家風。

CIMG5251オタフクソースに新製品「別格」が出ていました。イケました!

COMMENT

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  1. ユミ より:

    キャベツのバター炒めは、作った事がありません。
    普段キャベツっていうと、さえさんのブログのように、千切りにして付け合わせにしたり、
    コールスローサラダや、和風の味噌マヨネーズ和えくらいです。
    お好み焼きも好きだけど、一人じゃなかなか作らないし。
    最近、乳酸キャベツを3回も続けて作って、1回にキャベツ丸ごと使うので、
    さすがに飽きてきた感があります。
    まだ残っている半玉、バター炒めにしてみようと思います。
    なんかとっても食べたくなってきましたよ。
    あ~でも、マーガリンはあってもバターが無いんでした。(^^ゞ
    早速バター買って来て、さえさんのお母さんの味、思いながら食べてみようと思います。

    • さえ より:

      ユミさん
      キャベツのバター炒めって、そういえば家以外で食べたことありませんでした。
      作らないお家も多いのかも知れませんね~。
      わたしはまだ、乳酸キャベツを作ったことありません。
      春キャベツが美味しいうちに、やってみようと思います。
      バター、子どもが家を出てから、使うことが本当に少なくなりました。動物性脂肪ですものね~。
      でもたまーに使うと、すごーく美味しく感じるんですよ。ぜひ作ってみてください♩

CIMG2394

PROFILE

プロフィール
2016-10-02-11-07-59-1
水月 さえ

随筆屋。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

夫が営む広告会社で経理を担当。

2012年から随筆をかき始める。

 

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。

 

随筆かきます。

依頼はメールフォームからお願いします。

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