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はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

サザエの壺焼き

週末、夫婦ふたりでバーベキューをした。

客人を招くつもりで準備していたのだが、自粛することになり、取り寄せたサザエだけが予定通り届いたのだった。

 

届いたサザエに、ぺらりと1枚、サザエの焼き方がかかれた紙が入っていた。

最初は下向きに置きます。サザエが熱くなったら殻ごとひっくり返します。(中略)最初に下向きで焼くことにより、水分が飛ばずに柔らかく焼くことができます。

「ほんとかな」

「なかに入ってた水が、こぼれちゃうんじゃないの?」

しかし下向きに持ってみても、水がたれる様子はない。

そのまま網に乗せ、焼き方通りに焼いてみた。

すると、じつに美味しく焼きあがった。

これまでいつ食べたサザエよりも、どこで食べたサザエよりも、しっとりしていた。

 

ホタテを焼くときもそうだが、生きているサザエも火から逃がれようと蓋を固く閉ざす。その習性を利用して、より美味しく焼く方法を考え出したのだろう。

考えると残酷だが、もっとも美味しく食べるために工夫することは、命をいただく人間の務めとも言える。

夫婦ふたりのバーベキューの夜は、サザエの美味しい焼き方を知り、静かに盛り上がったのだった。

まず、こうして下を向けて焼きます。

しばらく焼いてひっくり返すと、きっちり蓋が閉まっていました。

それから酒と醤油をたらして、さらに焼いて。

奥まで切れずにとれた~♩ 大きい! 客人不在のため、ひとり2個ずつ。堪能しました。

町内の産直野菜売り場にあった朝採りトウモロコシも、絶品でした。

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PROFILE

プロフィール
水月 さえ

随筆屋。

Webライター。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。



『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。

 

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