クリーニング屋さんに行くと、お庭に生ったという無花果をいただいた。
「無花果食べて、風邪治してね」
風邪はすっかりいいのだが、鼻声が抜けず、誰と会っても「その声、どうしたの?」と訊かれてしまう。無花果が風邪に効くかどうかわからないが、効能はいろいろあるらしい。美肌、便秘、更年期障害などにもいいとか。鉄分も多いというから、女性の味方なフルーツと言っていいだろう。
ありがたくいただいて、楽しんでいる。
無花果は花の無い果実とかくが、もちろん花がないわけではない。実を割ったなかにある食べると甘い赤い部分が花なのだそうだ。実のなかに花を隠して咲かせるから、花がないまま実を生らせたように見える。ところが花は、いちばん身近ないつも食べているところだった。
武骨な外見から、割って中身の赤さに驚きを感じるが、花だと思えば美しい赤であることにも納得がいく。赤く咲く花を懐ろに隠して咲く恥ずかしがり屋だったのか。風変わりな奴だと思っていた人が、じつは単にシャイなだけだだった、みたいな感じがして、実を割るときにも可愛らしく思えてくる。
人も植物も、咲き方はそれぞれだ。
そしてシャイな人ほど、武骨だったり、不愛想だったり、変わり者に見られがちなものなのだ。
皮ごと食べられるタイプの無花果です。
手で割れるやわらかさ。真っ赤なこの中身が花だったんですね。
よく冷やしてヨーグルトに入れて。ヨーグルトの酸味が引き立ちます。
無花果、私も大好きです♪
でも、以前はなんか食べず嫌いでした。
剥いてそのまま食べるより、切って食べたら、食べられました。べちょっとなるのが嫌だったのかな~。
皮まで食べられるいちじくがあるのですね。
体に良さそうな果物ですよね。更年期。今、引っかかるキーワードです。
ぱすさん
わかります~見た目、初めて見たときにはちょっとグロテスクに感じましたよね~
女性の身体にはいいみたい。
半分は冷凍して、毎日少しずつ食べようと思います。
更年期、ひっかかるワードですよね。
わたしはひどくはないとは思うけど、ホットフラッシュありますよ~
無花果、実の中に花があるって、不思議な果物ですよね。
子供のとき、無花果の白いミルクのようなお汁を舐めて、ものすごく苦くて、しばらくは無花果恐怖症になっていたかも。(笑)
っていうか、最近はスーパーでも見かけるようになりましたが、それまではなかなか手に入らなかったですよね。
私も今は、大好きです。
ひとりだと果物はあまり買わないけれど、無花果だけは積極的に買います。(笑)
無花果食べて、風邪すっきり治してくださいね。(^^♪
ユミさん
食べ物の第一印象って、残りますよねえ。
苦くて白い汁?なんだったんでしょうか。
無花果は優しい甘さで穏やかな味ですよね。
女性の身体にもいいみたいだから、積極的に食べたいですよね~
今朝は、ようやく鼻も咳もなく、すっきり治った感じです。
ありがとうございます♩
無花果の季節ですね。
お隣から、昔ながらの若い無花果をいただきました‼
完熟近くなったら、雨注意ですね。すぐに傷んでしまって、台無しです。
体にいいと言われると、そうなの? と思ってしまいますが、どういいのかな。
アフリカ大地では、飢饉の時も、無花果だけは枯れることなく小動物や鳥達を助けると言います。
病に効くことはないでしょうが、また体の何処にいいのか分からけど、硬めのいただきものは半分に割って、バターで焼いて朝に、のこりは天麩羅の具材に。
店頭に並んだ立派なものは、8 8歳の母に買いました。甘味薄めですね。それに少し高めで自分用には買えません
悠里さん
無花果は、便秘、二日酔い、消化促進、貧血、高血圧予防なんかに効くらしいですよ~
アフリカでは、そんなことがあったんですね。
強い木のかな?動物や鳥たちにとっては、神様のような木ですね。
バター焼きも天麩羅もやったことありません。
冷凍してあるので、今日やってみますね♩
お母さま、喜ばれたことでしょう♡
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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