新鮮なセロリが手に入ったので、セロリの千切りサラダを作った。
栗原はるみのレシピだが、すでに味つけの塩梅などは我が家の味になっている。それでも、たまには初心に返るべしと料理本を確認しながら作る。
ブックスタンドが、なかなか役に立っている。
さて。鶏ささみを料理するのは、久しぶりのこと。我が家では、鶏もも肉がスタンダードで、高価なささみは、ほとんどセロリの千切りサラダにしか使わないといっていいほどだ。
そのささみを焼いていて、ふっと、義母と神戸の台所で一緒に料理したことを思い出した。結婚して何年も経っていない頃のことだ。
義母は、ささみをさっと茹で、中身はほぼ半生状態で”たたき”にして食卓に出し、山葵醤油を添えていた。
肉を生で、というのが若いわたしには新鮮で、驚いたことを覚えている。
新鮮な肉を”鶏刺し”にして出す店があることは、それから倍くらいの年月を過ごしてきて知ってはいるが、臆病なところがあるわたしは、家庭で”鶏刺し”はしない。
義母は、料理が好きな女性だった。
キッチンで、食卓で、居酒屋で、バルで、何かを料理したり食べたりするたびに、誰かを思い出す。
笑いながら友人たちと飲んでいるときにも、きっとみんな、そんな些細なあれこれを心に秘めているはずだ。

ひと株を千切りにしたセロリと、にんにく醤油で焼いた鶏ささみ。ブックスタンド、いい感じです。

にんにく醤油で焼いた鶏ささみをまず盛って、そこにセロリを合わせていきます。大皿は、いつもこれ。ちょっと深くなっているのがぴったりなんです。

栗原はるみのレシピより、かなり多めの調味料。山葵は少々となっていますが、お刺身についている小袋の山葵を5袋入れました。

セロリの量が違うからね~でも、ささみの量はレシピ通り。

最期に茗荷をのせて、完成。

夏料理な食卓。

神戸で購入した北海道の器、楽しんで使っています。

随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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