たまに楽しんでいるカップ麺の『鶏だしフォー』に、新製品が登場した。『ハノイのおもてなし』という。スタンダードバージョンよりも、よりフォーの故郷ハノイの味に近づけたという。
食べてみると、スッとする香辛料の味わいを感じる。明記していないので何かはわからないが、個人の感想をかけば、ミントやレモングラスが使われているように思った。美味しい。スパイス大好きのわたし好みである。
ただ「香辛料」とかかれたなかに、何が入っているのか。
ハーブやスパイスに詳しい人なら、わかるのだろうか。日本酒の唎酒(ききざけ)師のように、ワインソムリエのように。
外食をしても、特にスープなどには何が使われているかを詳しく知ることは難しい。その店でしか食べられない味には秘密の隠し味などもあったりする。
けど、それがわかったらおもしろいだろうなと、突如興味が湧いてきた。
新発売の『ハノイのおもてなし』は、香辛料の奥深さを物言わず語り、ただ得意げにやわらかな湯気を揺らしていた。
『ハノイのおもてなし』は、グリーンが効いているデザインです。
中身の雰囲気は、液体スープの袋が黒いところくらいしか変わりません。
お湯を注いだ見た目も、違いはわからなかった。でもたしかに、スパイスの風味が変わっていました。
何日か後に、スタンダード『鶏だしフォー』をいただきました。
パクチーとレモンをたっぷり入れたので、これもまた美味しかった!
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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