8月初めに出かけた小菅村のクラフトビールを楽しみ、記事をかいた。
そして、ホワイトビールの美味しさに目覚めた。
「なんて、美味しいんだろう」
フルーティーでさわやか。苦味をほとんど感じない。すっきりとした甘みが広がる。たかがビール。されどビールである。
調べて知ったのだが、〈ホワイトビール〉は、ビアスタイルの一種で、夏の農作業中に飲むために冬の農閑期に醸造されたビールのことで、季節限定で作られていたので〈セゾンビール〉(フランス語でシーズン)と呼ばれるようになったらしい。
冬のあいだに、夏の暑い日を思い浮かべ、ビールを作る。
『アリとキリギリス』の逆バージョン。考えただけで、ドラマがいくつも生まれそうだ。
大麦麦芽だけではなく小麦麦芽や小麦を多く使っていて、泡持ちがいいのも特徴だとか。ホワイトと呼ばれるようになったのは、他のビールより薄く白っぽく、昔は白濁したものもあったから。
ビールも知れば、奥が深い。
ていねいに作られた、ご当地だからこそ味わえるクラフトビール。
飲み方もていねいに飲まなくちゃいけない。くれぐれも水のように飲むなかれ。
超美味しかったホワイトビール『源流ホワイト』と豚しゃぶパクチー風味。
3本、飲み比べしました。
その様子はこちら → 【「源流ビール」が美味い!多摩川の源流小菅村のクラフトビール】
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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