常々、疑問に思っていることがある。
家で作るラーメンのスープの量についてだ。
粉末や液体のスープを湯で解くときに、250ccとか270ccとか記載しているラーメンが多いのだが、そのスープ量だと麺に対して少なく感じるだけじゃなく、味が濃い場合がほとんど。だから、いつも少し多め(だいたい300cc)の湯で解くことにしている。
それで薄いと感じたことは、ない。
なので、みんなどうしているのだろうか、と疑問に思っていた。
ちゃんとかいてある通りに量る人、そもそも適当でいいと思っている人、自分好みに味を加える人、などなど。
知人には、カップ麺もカップいっぱいいっぱいまで湯を入れなきゃしょっぱくて食べられないという人もいるから、それぞれなのはわかるのだが。
(個人的には、そこまでしたら美味しくないと思う)
たしかにラーメン屋で食べるラーメンと比べれば、家で作るラーメンの味は薄めなのかもしれない。
いや、そもそも違う食べ物だといってもいい。
だとすると家で作るラーメンには、”家庭の味”という意識が生まれている可能性もある。
無意識下で、”家庭の味”だと塩分はこのくらいまで、という感覚が働いているのだろうか。
手話教室の先生にいただいた乾麺のラーメン「函館」。先生は、山梨出身だと思うけど、なぜに北海道の、それも塩ラーメン?
インスタントラーメンと違うのは、スープが液体だったこと。
これも、270ccと記載があったところを300ccにしてちょうどよい塩加減でした。
半熟卵をくずして、麺につけながら食べるのが好きです。美味しかった。みんなに「函館」だったのかな?
こちらはお隣、須玉町のラーメン屋「蘇州」で。外で食べると、たいてい辛葱ラーメンを選んでしまいます。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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