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はりねずみが眠るとき

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ラーメン選択パラドックス

初めて暖簾をくぐったラーメン屋で、何を選ぶか。

わたしは、あれば豚骨の葱ラーメンにするが、問題はそれがない場合。

ずらーっと並んだメニューのなか、何を食べたいのかわからなくなってしまうことがよくある。塩にするか味噌にするか、さっぱりにするかこってりにするか、野菜たっぷりのタンメンにするか、迷って頭のなかが真っ白になり、茫然自失。そういうことはないだろうか。

 

そして、茫然自失のままえいやとオーダーし、後悔する。

「あっ、メニューのこの星印がおススメだったのか!?」

まったくなぜに気づかない。しかし、後悔はすれどオーダーしなおすのも気がすすまない。そしてそのままラーメンを食べることになるのだが、あー、星印のおススメはどんな味なんだろう。さぞ美味しいんだろうなあ、などと思ってしまい、食べ始めたラーメンがいくら美味しいと感じても「甘いレモンとすっぱい葡萄」を比べているのではないかと自らに対する猜疑心が湧く。もっと美味しいラーメンを食べられたのではないか。その疑いが、恍惚となってもいいほどの幸せな時間を蝕んでいくのだ。

 

最近「選択のパラドックス」という現象があることを知った。

人は選択肢が増えることで自由になり幸せを感じるが、選択肢が増えすぎることにより選択しなかった別の選択肢のいいところを想像してしまい、選んだものに不満を持ったり後悔したりするそうだ。適度な不自由が幸せを生む。と、心理学者バリー・シュワルツは言っているそうだ。

 

でもね。ラーメン屋で選択のパラドックスに陥ったときには、リベンジという手がある。美味しいと思ったラーメン屋なら、何度か通ってメニューを制覇するのもまた楽し。ラーメンの多すぎるメニューは、しあわせを生むための適度な不自由だったのか。うーむ、確かに。

CIMG5084初めて行ったときにオーダーしたこってり塩ラーメン、葱トッピング。

CIMG61602回目に訪れたときにオーダーした星印がついたはな道ラーメン。味噌味で辛葱をトッピングしました。

CIMG6163月一回通っているエッセイサークルの会場近くにある『麺屋はな道』

COMMENT

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  1. 悠里 より:

    此処は、自宅から歩いても行けるところです。まだ行ったことありません。私は縮れのほそ麺が好きで、麺が太いと食べ切れなくて残してしまいます。せっかく の物を残しては失礼なのでラーメン店には、家族といって助けてもらいます。最近は体重も増加傾向、ドクターストップもかかりましたので暫くはダイエット頑張ります。

  2. さえ より:

    悠里さん
    『麺屋はな道』のお近くなんですね。醤油も塩もいろいろ選べて、美味しかったですよ。
    味も麺の太さも、好みそれぞれですよね。
    ラーメン好きには、ダイエットが課題。わたしもたまにしか食べに行きません。
    美味しいものならなおさら、残すのは作る人に失礼って思いますよね。わたしも多いなあって思っても残さず食べるようにがんばってしまいます。外食はそれが難しいですね~

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PROFILE

プロフィール
2016-10-02-11-07-59-1
水月 さえ

随筆屋。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

夫が営む広告会社で経理を担当。

2012年から随筆をかき始める。

 

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。

 

『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

随筆かきます。

 

依頼はメールフォームからお願いします。

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