人生の先輩と尊敬する年上の友人から、地もと京都の和菓子が届いた。
「京てまり」とある。
荷をほどき、和テイストの品のいいパステルカラーがちりばめられた箱を見た瞬間にうれしくなった。
そして箱を開けると、なかにもパステルカラーが並んでいる。
ひとつ封を開けると、ころん。もうひとつ開けて、ころん。また、ころん。
それぞれの香りをふうわり漂わせながら、皿の上で笑っている。
口に入れると、
「あ、ラムネ」
ひとつひとつ味が違うなかで、ラムネが口に飛び込んだのは、ラムネのことをかいたばかりだったせいだろうか。大きさ形も、ラムネのビー玉と似ている。
HP毎日更新仲間でもある先輩とは、不思議と同じテーマの記事をアップすることが多く、どうしてこの時期に? と季節外れにシンクロすることもあり、そんなとき、
「また、ニアミス~」
と、たがいに笑ったり、不思議がったり、うれしくなったりしている。
20代の頃、「パステルカラー」という言葉とともに流行ったやわらかな色合いたち。ひとり暮らしをしていたときにも薄いペパーミントグリーンの絨毯を敷いていた。
最近選ぶこともなくなったそのやわらかな色たちを目にして、こんなにも優しい気持ちになるなんて。そのうえ小さく丸くやわらかく甘いのだ。
「寒天は身体にいいから」
そんなふうに選んでくださった、その気持ちもパステルカラーをまとっている。
またひとつ、大切に口に入れた。
素敵な箱に、三角パックの包装もお洒落です。
なんとも癒される色合いとまんまる。ラムネとレモンとさくらでした。さくらは桜餅の味がしました。
すぐきのお漬物も、同封されていて、うれしい♡
夫の大好物なんです。
さっそく朝ご飯に、いただきました。
こんにちわ
可愛いお菓子ですね。涼し気で、ちょっとつまむのにいいぐらいの大きさですね。
寒天ですか・・。今度、帰省した折に見つけてみようかなあと思いました。
お正月以来ですが、来月ようやく帰れそうです。
すぐきも、お茶漬けで、さらさらと・・・暑い時期にちょうどいいですね。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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