クリスマスイブの夜には、ローストチキンを焼いた。
といっても、骨付きもも肉を漬け込んでオーブンで焼くだけの簡単なもの。
栗原はるみの料理本『私のおもてなしレシピ』に載っている「ハーブローストチキン」のレシピである。
美味しく焼けたので、備忘録にレシピを記しておきたい。
「ハーブローストチキン」
切り目を入れた骨付きもも肉に、塩と粗挽き黒胡椒をまぶし、ジップロックに入れる。
オリーブオイル大さじ2、薄口醤油大さじ1、セロリ、玉葱、人参のスライス、ちぎったローリエ2枚を入れ、冷蔵庫で5時間ほど置く。そのあいだ何度か上下をひっくり返す。
ハーブバターを作る。常温でやわらかくしたバターにイタリアンパセリ、バジルの微塵切りをたっぷり混ぜておく。
230℃に熱したオーブンに、鶏肉のみ入れて約20分焼く。
仕上げに、ハーブバターを乗せ、薄口醤油少々を回しかける。
肉のなかまでローリエや香味野菜の香りが利いていて、やわらかく、そしてなんと言っても醤油の香ばしさに食欲をそそられる旨味を感じた。
海外では、この醤油の旨味、いったいどうしているのだろう。
無論それぞれの国のやり方があるのだろうけれど、日本人にはやっぱり醤油だよなあと再確認したクリスマスだった。
大根と人参とセロリを、ことこと煮込んだコンソメスープ。
ホタテのディル&レモン風味のカルパッチョ。
そして、ローストチキンの夕餉でした。
写真手前がハーブバター。栗原はるみレシピでは、ハーブを混ぜた後冷蔵庫でふたたび固まらせてきれいな丸に切っていました。
ローストチキンなんて、もう随分と食べていません。
昨日は娘が買って来てくれた、ケンタッキーフライドチキンがあったので、
Xmasに食べると言ってもせいぜいこの程度です。
昔、クリスマスの時に食べていたローストチキンは塩コショウだけで味付けしていた記憶が・・・
そしたら飽きちゃうんですよね。
栗原さんのレシピ、醤油味、おまけにセロリ、玉ねぎ、人参もくれば手間をかけた分、きっと美味しいでしょうね。
普通の鶏もも肉で試してみたいと思います。
日本の味付けって、繊細で旨味とか隠し味とかが効いて、やっぱり美味しいですよね~
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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