「筍掘りに行ってきたから」
ご近所さんに、大きな筍をいただいた。
さっそく茹でて、筍ご飯を炊いた。
「うわっ、掘りたての筍は、違うね」「うーん。いい香り」
竹冠に「旬」とかくのだから、それはもう旬の味である。
筍といえば「竹の子」。伸びて伸びて、竹になる姿がすぐに思い浮かぶ。
ぐんぐんと、力強く伸びていく姿だ。
筍は成長が早からか、そんなふうにイメージしやすいが、いつも食べている野菜も空へ空へ、あるいは土の奥深くへ伸びていく最中なのだろう。それを食べるっていうことは、栄養を摂るだけじゃなく、伸びていく力、伸びようとする意志みたいなものも一緒に、身体のなかに取り入れていくってことなのかも知れない。
筍は切られてからも成長しようとして、灰汁が強くなっていくそうだ。そんな切られてもなお伸びていこうと空に向かっていくチカラを、美味しくいただいた。
立派です。地面から生えてくるっていうのが不思議な感じがします。
筍ご飯の朝食です。「目玉焼きいらなかったね」と夫。
筍たっぷり入れました。とってもやわらかかったです。
オリーブオイル&イタリアンハーブソルト味で、ワインも楽しみました。
悠里より 今年は筍は不作だそうです。昨年の5倍位で売りにでていました。私の職場の中には竹林があって、お昼休みには採って友人にも届けたものですが、春に退職しましたので今年は仕方なく、ごく小さいのを買いました。土佐煮、筍ごはんもささやかに、いただきました。
悠里さん
筍、不作だそうですね。くださったご近所さんも話していました。南部まで掘りに行ったそうです。
掘りたては、やっぱり違いますね。
お仕事先に竹林があるんですか。退職されて、お仕事や時間のほかにもいろいろな変化があるものですね。
春の味、旬のうちに味わっておきたいですね~♩
筍を香りのままに頂くなんて何という贅沢!
多治見から連れて帰ったサラダボールに思わず手が伸びます。
成長盛りの子どもの背がどんどん伸びるのを「雨後の筍のごとく」ってよく表現されたものですが。
京都は嵐山だったと思いますが、「筍亭(じゅんてい)」ってあるのを聞きましたが、ご縁がなくて。
もっぱら「土佐煮」をコープさんに注文して食しています。
筍の刺身を食べてみたいと思いつつ何十年も経ったなあ、と思いつつ。
竹の子を「筍」って漢字に決めたのも面白いですが、竹林のことを篁(たかむら)っていうのも素敵だと思います。
Yasukoさん
今年は筍は不作だそうです。気前よくくださったご近所さんに感謝!していただきました。
掘りたての味を楽しめるなんて、ほんと贅沢ですね。
成長期の子どもの背が伸びるのって、目に見えるようですものね。そう言われるのもわかります。
嵐山の「筍亭」覚えておきますね。
竹林を篁とかいてたかむらと読むんですか。初めて知りました。洒落ていますね~
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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