ふと気がつくと、ネガティブなことばかり考えているときがある。
まさに『襟裳岬』の歌詞の通り。
理由(わけ)のわからないことで悩んでいるうち 老いぼれてしまうから
黙り通した歳月を 拾い集めて暖めあおう
わかっちゃいるけど、それがなかなかやめられない。
負のスパイラルってやつにハマると、抜け出すのに苦労する。
そんなとき、わたしには魔法の言葉がある。
「餃子」
このひと言を口にする。きちんと発音する。たいていはひとりのとき。誰も聞いていないときだけど。
そうすると、無性に可笑しくなる。笑えてくる。ツボなのだ。
「コチュジャン」
これもいける。ほかにもないか探しているところだが、このふたつは黄金コンビだ。
音のせいなのか、餃子そのものの形状と関係があるのか、理由はわからない。
でもいいの。どうせ「理由のわからないこと」で悩んでいるんだから。
考えないことが大切なときも、あるものなのだよ。
あなたも、ツボにハマるワードを探してみてはいかが?
ゴミ出しロードの帰り道。回り道。黄昏ちゃうなあ。
そりゃそうか。黄昏時だもんね。南アルプス連峰。
最近、ひとりの夜に餃子を10個くらい包んで焼くのがマイブーム。青葱いっぱいバージョン。ダイエットはどうした(笑)
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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