待っていたカレーパンが届いた。
「青い富士山カレーパン」と「赤い富士山カレーパン」だ。
なかには、「青い富士山カレー」と「赤い富士山カレー」が、それぞれ入っている。
NHKニュース「おはよう日本」で、カレーパン特集をやっていて、知った。
「青い富士山カレーパン」を初めて見た人は、必ず驚く。
「なにこれ、カレーパンなの?」
クエスチョンマークが、5つほど頭の上に浮かぶ。
たぶん、そんなサプライズ効果を狙った商品なのだろう。
そしてその驚きは、食べてみてなかのカレーを見たときにもふたたび訪れる。
「うそっ!?」
エクスクラメーションマークとクエスチョンマークが、一時に飛ぶ。
ゆっくりと味わい、さらにじわじわと驚きは広がる。
「えーっ、美味しい。日本の正しいカレーパンだわ、これ」
見た目とのギャップに、うんうんとうなずかざるを得ないのだった。
サプライズ効果を狙った商品も、いちばん大切なのはクオリティだ。食べものならば、美味しいこと。それを忘れることなく作り上げた富士山カレーパン。あっぱれである。
青は「日本カレーパングランプリ2020東日本焼きカレーパン部門」で最高金賞受賞だそうです。焼きカレーパン部門があるほど、焼きカレーパンってスタンダードなんですね。知らなかった。
米粉入りのパン生地が、ふわっ、モチッの美味しさ。
赤い方は、パン生地にまで一味唐辛子を練りこんだ辛さが沁みる味わいでした。
☆『地球の歩き方』北杜・山梨特派員ブログ、更新しました。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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