ドラマ『きのう何食べた?』のオープニングが大好きだ。
内野のケンジは文句なくハマリ役だが、オープニングの西島シロさんは素晴らしい。ふたりの関係性を余すことなく表現している。
主題歌の『帰り道』も耳に残るなつかしさが漂うような素敵な曲で、たまにYouTubeを流しながらパソコンに向かっている。易しい言葉で編まれた歌詞もいい。「ただいま」「おかえり」の何気ないやりとりを大切にしたくなる。
そのオープニングでシロさんが作っているのが、コミック4巻で登場する佳代子さんレシピ「玉ねぎたっぷり豚のしょうが焼き」だ。
料理友達で主婦の佳代子さんに、教わった。
これなら豚肉たくさん使わなくてもボリュームたっぷり!
ナルシストのシロさんは常に太らないように気をつけてるし、健康第一の人だ。そのうえかなりの倹約家。佳代子さんレシピがシロさん的にヒットすることが多いのは、主婦は家族の健康を気づかいつつ、節約しなくちゃならない。目指すべき方向が同じだからだ。
かく言うわたしも、以前は玉葱たっぷり生姜焼きにしていた。主婦の知恵と、一緒に炒めちゃえば楽ちんという手抜き感覚とを綯交ぜにしたレシピでもある。しかし夫から肉だけでの汁でキャベツが食べたいというリクエストが来て、豚肉だけのシンプル生姜焼きで定着したのだった。
シロさんとは逆に向かっているが、「我が家の味」とはそんな些細な理由から生まれるものだろう。
久しぶりに食べた玉葱たっぷりの生姜焼き。新玉葱の甘さがやわらかく口に広がった。
いただいた新玉葱たっぷりの生姜焼き。シロさんは「きゃべつぶとん」の上にのっけて、と言っていました。塩少々と酒を振った豚肉を焼き、そこに玉葱とおろし生姜これまたたっぷりを投入。砂糖ちょっとと醤油を適当に回し入れ照りを出し、味をみて仕上げます。
これは、生姜とにんにく用のおろし器。このまま食卓に出せるのが便利なんです。むかーし、上野公園の陶器市で見つけました。
シロさんの蕪サラダ。塩でしんなりさせた蕪を、オリーブオイル、醤油、山葵、レモン汁のドレッシングで和えます。蕪の葉っぱの炒め物は『やみつきバズレシピ』から。
おばんです。
この番組当地では見れないのです。
面白そうであちこちで記事にしているのを拝見すると見たいな~と思っていました。
私も今日しょうが焼きを食べました。
暮らしの手帖でみたお肉の塩糖水漬けが思いのほか美味しく、それに漬けておいた豚ロースを焼きました。
シロさんの蕪サラダもおいしそう。
しょうが焼きに付け合せたのが同じような味付けで漬けたレタスでした。
レモン汁で漬けると夏はさっぱりとしていくらでも食べられます。
初めて話す人でもなんだか初めから話が弾む人っておりますね。
さえさんの楽しい様子が想像できました。
つつじ、きれいですね。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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