先月は、夫の写真展があったり、父の入院があったりといろいろで、東京に出る機会が増えていた。
家での朝食はご飯派だが、外ではパンが多い。たいていは、チェーンの珈琲屋で済ます。
そんなときわたしが選ぶのは、ホットドッグだ。
普段は栄養価の高い卵を1個と、野菜を何種類か摂りたいとの気持ちがある。数年前まではハムエッグにしたり、スクランブルエッグにウインナを添えたりしていたのだが、それもやめた。肉類はなくても満足するようになった。
なのに、外ではホットドッグ。
チェーンの珈琲屋のものは、ほとんどが野菜などまったく添えられていない。
でもいいの。たまには何も考えず、食べたいものを思うがままに。マスタードたっぷりの長ーいウインナぷりぷり熱々ホットドッグにかぶりつくのが、なんとも好きなのだ。そんな、ちょっといつもの食卓から解放された朝があってもいいよね。
望むらくは、珈琲をもう少し美味しく淹れてくれたなら。まあ、そこまで望んではいけませんね。
ドトールだったかな? 夫はクロワッサンサンドでした。
ひとりタリーズ。自分でかけたからケチャップとマスタードが芸術的(笑)
新宿駅新南口『Newman』で。ちょっとお洒落なホットドッグ。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。
管理人が承認するまで画面には反映されません。