特別、料理が得意だと思ったことはないが、これだけはとこだわっていることがある。「温かいものは温かく、冷たいものはきちんと冷やして」食卓に出そうと心がけている。それだけで、美味しさはずいぶんと変わってくるものだ。
ひとりご飯のときに、サボって冷たいまま食べたり、食卓に出しっぱなしにしておいたりと、実践しているので違いはよく知っている。
この季節、冷たいものはあまり冷やさなくてもいいが、刺身はやはり食べる直前まで冷蔵庫へ入れておく。そして熱いものは、食べる直前にしっかり温める。
簡単なことだけれど、こだわり始めるとけっこうたいへんでもある。
きのうの朝も朝食に、残り物の大根の煮物と白菜の煮びたしと、目玉焼き、そして味噌汁を出した。すべて熱いうちに出したいが、わたしの手は2本しかない。夫婦ふたり分とは言え、順番によそっていくしかない。目玉焼きを焼きながら、大根の煮物をふたり分よそい、白菜の煮びたしをふたり分よそい、そして味噌汁をふたり分よそい薬味をのせ、目玉焼きを皿によそう。熱いお茶も淹れ、食卓にすべて揃ったところで蒸らし終えたご飯をよそう。
「今朝は冷えこんで居間の気温も低いけど、温かいうちに食べられるかな」
などと考えながら。
朝食を、ぴったり美味しいタイミングで揃えて出せたらかっこいい。
そういう願望がある。ある小説のワンシーンを読んでからのことだ。
何の本だか忘れてしまったのだが、テイクアウト中心のカフェで主人公が目玉焼きとソーセージ、トーストと珈琲のモーニングを頼む。それが目玉焼きとソーセージ、トーストが焼きあがったところで香りのいいブラック珈琲が入り、小気味よくトレイに揃って出されるのだ。店員はふたりで、息がぴったり。愛想はよくないが、最高の朝食だった。しかし彼らは、主人公が追う(あるいは追われる?)犯人グループの一味だったのだ。
ああ、いったい何の小説だったんだろう。海外の雰囲気なんだけどな。
夕飯に作ったのは、左から鶏レバーとピーマンのニンニクオイスターソース炒め、白菜の蟹缶と柚子の煮びたし、大根と鶏骨付き肉の煮物でした。
そしてこれが、きのうの朝ご飯です。大根も白菜も柚子も、いただきもの。安上がりな朝食ですね~
先日は、こんなに立派な水菜をいただきました。
水菜のハリハリ鍋。我が家は、鶏肉と豆腐を入れます。鍋は冷める心配がなくっていいな。ハリハリ鍋、しますか?
一緒にいただいたカブは酢漬けに。柚子が効いててたくさん食べられました。
野菜が高いですね。
大根も白菜も、冬の野菜が、高いので頭を抱えます。
そんな時に、水菜のいただきもの。
助かりますね~。
水菜はサラダにしますよ。なんか、さまになる感じです。
温かいものを温かいうちに、最高のごちそうですね。
我が家も、ポトフを煮込み中です。
主人の帰りを待っているところです。
ぱすさん
野菜高いですね~でも山梨産のものはまだ安く買えるので、助かっています。
いただきものもいっぱいで、そのうえ美味しくて、うれしい限りです。
水菜はサラダにするにはちょっと硬かったので、ハリハリのほかにはナムルにしました。
美味しかったです♡
温かいものを温かいうちに食べるのって、気遣いが必要で、それがまた料理を美味しくするんでしょうね~
ポトフいいな♡今夜はひとりです。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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