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はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

キッチンに咲く花

春になり、野菜の値が落ち着いてきた。

最近、小松菜の味噌汁をよく作る。

美味しいし、緑の野菜は栄養もある。だが、それとは別に小松菜を使いたくなるわけがある。朝いちばんに料理すると、やわらかな気持ちになる。

最初はどうしてなのか気づかなかったのだが、あるとき腑に落ちた。

カットして捨ててしまう根っこの部分が、パッと花が咲いたような形をしていて、まるでキッチンに花が咲いたような気分になるのだ。それがうれしくて、小松菜をたびたび使っている。

 

あわただしい朝のキッチンに咲く小さな花。

キッチンに立ち、料理するからこそ目にすることができる、あるかなしかもわからぬようなささやかな幸福である。

CIMG9697小松菜の根を切り落としたあとは、ほんとにお花のよう。

CIMG9707納豆とナムルとお味噌汁の朝食。シメジと大根、油揚げも入れました。

CIMG9701ちぢみほうれん草は、元気に外へとひらいていました。

CIMG9692どんぶりいっぱいのナムルを作って、110円。手話サークルで行った桃のお花見ツアーで寄った道の駅で購入しました。採りたて野菜の濃い味がしました。

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PROFILE

プロフィール
水月

随筆屋。

Webライター。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。



『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。

 

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