ひとりご飯が続くタイミングで、ゴーヤを3本いただいた。
ゴーヤだけで、炒め煮にしておこうかと考えて、いや、ゴーヤはやっぱりチャンプルーだという結論に至る。
野菜をたくさんいただいたところでもあり、買い物には行かないと決め、あるものでチャンプルーにした。
さいわい冷凍庫には豚バラスライスが、野菜庫にはもやしがあった。卵もある。完成形ゴーヤチャンプルーには、厚揚げor豆腐ときくらげが足りないけれど、じゅうぶんだ。
味つけは、粗びき黒胡椒とオイスターソースだけ。簡単である。
食べ過ぎ? と思うほどに、ひとりゴーヤを満喫した。
ところで「チャンプルー」とは、沖縄の方言で「ごちゃまぜ」という意味だそうだ。
基本、豆腐&いろいろな食材をいためた料理だというから、豆腐が入っていないものはチャンプルーとは呼ばないのかもしれない。その豆腐もたぶん沖縄特有の島豆腐なのだろう。
それに、ゴーヤを入れれば「ゴーヤーチャンプルー」、マーミナー(もやし)を入れれば「マーミナーチャンプルー」と呼ぶらしい。いつも両方入れてるけど。
「豆腐の入っていないチャンプルーなんて、豆腐だけのチャンプルーみたいなものだ」と、沖縄の方には言われるかもしれないが、わたし的には、豚バラとゴーヤがあればチャンプルーと呼びたいところだ。
「沖縄、楽しかったなあ。また行きたいなあ」
ひとりランチで、ひとりごちたのだった。
小さめのものを2本食べたあとに写真を撮りました。立派なゴーヤです。
これは以前、夫とのランチに食べた完成形のゴーヤチャンプルー。
たっぷり作るので、翌朝も楽しめます。
こんなふうに、炒り卵をのせることも。
ひとりランチの、ゴーヤ、もやし、豚バラだけのチャンプルー。洗い物を減らそうと、ワンプレートにしました。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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