常々疑問に思っていた謎が、ようやく解けた。

ゴーヤを料理して食べると、なぜか穏やかな気持ちになる。

なぜか？

それは、ゴーヤを縦半分に切り、スプーンで種をくり抜き、小口切りにしていったその形に理由があった。

「あ、笑ってる」

シンプルな線画の笑った顔、その目や口のような形をしているのだ。

笑うことが身体にいいとは、以前からよく聞く。

意味なく笑うことでさえ、幸福感を覚えるだけでなく、脳の活性化、新陳代謝アップ、自律神経のバランスを整え、鎮静作用もあるらしい。顔を笑った形にするだけの作り笑いでも、幸せな気持ちの記憶が残るという。

『笑って眠ろう』で、人間って意外と単純にできているのかもとかいたが、たぶん笑った顔を見るだけでも、幸せ感はアップするんじゃないかな。

スーパーでバナナの山を見て、なんとなく穏やかな気持ちになるのもそのせいだったのか。なんてこと、思うのはわたしだけ？

家庭菜園をしているご近所の方にいただいたゴーヤです。うれしい完全無農薬。

ゴーヤ、笑っています。

いつものゴーヤチャンプルーです。厚揚げを入れています。

シンプルチャンプルー。ツナとシメジと炒めて。

シンプルチャンプルー、その2。豚肉と豆腐と合わせて。

イタリアのみじん切り用の包丁メッツァルーナとも、似てる？