CATEGORY

BACKNUMBER

OTHER

はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

サニードルチェ

今年は、ぶどうを思う存分食べた。

取材したぶどう農家さんのぶどうが、何しろ絶品なのだ。

デラウェア、巨峰、ピオーネと買いに走っては楽しんだ。

 

そしてきのうは、ラストのサニードルチェをゲットした。

取材したときに、ぶどう農家の横森さんが「サニードルチェがいちばん好き」だと言っていて、食べたことのないそのぶどうを今年はぜひ食べようと思っていた。

産直野菜の「おいしい市場」に2度出向いて、売り切れ。歯噛みをしつつ、3度目は開店してすぐに出かけようやく買うことができた。

 

皮ごと食べられるそのぶどうは、薄いグリーンの粒が半分だけ赤紫色に色づいていて、実はかたくしまり水分ではち切れそうだ。

皮は歯ごたえがあり、噛んだ途端プチッとはじける。

「あ、美味しい。お、りんごだ」

「ほんと、りんごだね。美味しい」

ふたり口々に言い合うほど、りんごの香りや、皮を噛んだときの感触、にじみ出る果汁の味が似ている。粒の中身はぶどうなのに不思議だ。もちろん、りんごそのものの味とは違う。でも、りんごだねと言い合うほどには似ている。

 

このサニードルチェは、山梨県果樹試験場で1986年、奇しくもわたしたち夫婦が結婚した年に、皮ごと食べられる「バラディ」に綺麗な赤色系の「ルビー・オクヤマ」の花粉を交配してできた実を育て、2009年に品種登録されたぶどうだそうだ。

ぶどうは美味しく、進化し続けているのだと実感する秋である。

皮ごと食べられるサニードルチェです。

青りんごのような香りが特徴と、ネットなどにはかいてあります。

デラウェアも美味しかったし。

巨峰も満喫しました。ピオーネは、美味しすぎて写真がない(笑)

COMMENT

管理人が承認するまで画面には反映されません。

CAPTCHA


  1. ぱす より:

    こんにちわ
    「サニードルチェ」初めて見た品種ですね。
    「甲斐路」という品種が以前、こちらでも売られていて、好きだったのですが、甘くて、瑞々しくて。
    似ていますね。

    山梨のぶどうは、「逃げ恥」のぶどう狩りのワンシーンを思い出します。
    葡萄畑を駆け抜ける車のシーンも良かったです。お寺のワインも、美味しそうでした。

  2. hanamomo より:

    こんばんは。
    今日買い物に行って山梨笛吹と書いてあるシャインマスカットを買いました。
    見事に大きな房でした。
    今夜は林檎を食べたので、冷やして明日食べようということにしたのです。
    我が家の連休の楽しみは葡萄です。
    このぶどうも初めて拝見します、美味しそうですね~。

  3. さえ より:

    >ぱすさん
    おはようございます♩
    サニードルチェ、わたしも初めて食べました。
    甲斐路、ありましたねえ。たしかに色が似ています。
    「逃げ恥」のロケ、ありましたね。
    なつかしいですね。
    山梨は東京から近くロケしやすい場所なので、数えきれないほどロケ地になっています。
    町内の同じ地区で寅さんのロケがあったことを、きのう知り、観なくちゃといっていたところです。

  4. さえ より:

    >hanamomoさん
    おはようございます♩
    笛吹のシャインマスカットですか~美味しかったでしょうねえ。
    笛吹はフルーツ王国山梨のなかでも果物の産地で有名な場所です。
    サニードルチェも、また違った味わいで美味しいですよ。
    りんごもこれから。
    食欲の秋の始まりですね。

PROFILE

プロフィール
水月

随筆屋。

Webライター。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。



『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。

 

ご意見などのメール

CATEGORY

カテゴリ

BACKNUMBER

バックナンバー

CALENDAR

カレンダー
2024年4月
« 3月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

COPYRIGHT © 2016 HARINEZUMIGA NEMURUTOKI. ALL RIGHTS RESERVED.© 2016 HARINEZUMIGA NEMURUTOKI.