家庭菜園をしているご近所さんに、茄子とゴーヤとオクラをいただいた。
そのオクラが、大きい。1本で、普通のオクラ5本分くらいある。
「変わった種類のオクラで、星型がきれいで美味しいよ」
そう言われて、食してみることにした。
試しに「おばけオクラ」で検索すると、レシピがちゃんと出てきた。オクラの種類ではなく、トウが立ったオクラ、つまりは大きくなりすぎたオクラだとある。
だが、いただいたのはどうやら「ダビデの星」らしい。オクラのくせに、と言ってはオクラに失礼だが、洒落た名前を持っている。
しかし、調べていて「オクラ」という名自体英語「okra」なのだと知った。
我が家では和食で食べることが多い野菜だが、いつも呼んでいる名は英語名だし、原産国はアフリカだそうだ。とすると、オクラは洋野菜?
ずっと江戸っ子だと思っていた友人が、じつはニューヨーカーだったと言われたような驚きがあった。
和名は「アメリカネリ」、そのほか日本では陸蓮根(おかれんこん)とも呼ばれているそうだ。なるほど、穴が蓮根のように空いている。
いただいた茄子と一緒に煮びたしにするか、少し迷ってトマトも入れたマリネにした。これからは、洋野菜としてのオクラのレシピも増やしていこう。
いっぱいいただきました。ゴーヤの種類も違うのかな?
ダビデの星は、太っていて八角形と角数が多いのが特徴だそうです。
エクストラバージンオリーブオイルと白ワインビネガー、塩、胡椒。星型のオクラが大きくて華やかです。1分茹でたらやわらかく食べられました。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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