腰が痛いと言ったら、娘がハンバーグを作ってくれた。
食卓のハンバーグを見て、夫がうれしそうに言う。
「やっぱりハンバーグは、このくらい大きくなくちゃね」
わたしのハンバーグはいつも、娘が焼いたのの半分くらいの大きさ。3人の子供たちがそれぞれ好きな分だけ食べられるよう小さく作っていた頃の名残だ。
「大きいのが食べたかったんだ?」
初耳である。
「まあ、ハンバーグステーキって言うもんね」
娘が、微笑む。
「英語では、ハンバーグだけじゃ通じないしね。ハンバーグステーキって言わないと」
作り手が違うと、同じ材料でも違うものができあがる。
けれど味は、我が家のハンバーグだった。
「お母さんのと同じで、玉葱は炒めなかったよ」
「うん。玉葱がシャキシャキしてて、美味しいね」
おかげで腰痛は、たいしたことなく回復した。
この写真だけ見ると普通に見えますが。
同じお皿の写真と比べると、大きさの違い歴然。
だいたい同じ量の肉で、わたしは7~8個くらい作っていましたが、娘のは4個でした。
半分だけ残ったハンバーグは、夫が翌朝目玉焼きをのせて食べました。
最近いただいた、家庭菜園の万願寺唐辛子。
胡麻油で焼いて、生姜醤油に鰹節でいただきました。美味しかった。
腰痛収まった様子でよかったですね。
腰は痛くなると辛いですね。
お嬢さん手作りのハンバーグ、美味しそう♪
もうずいぶん手作りしていません。
子ども達がいたころは毎週のように作っていたのにな~。
私もお代わりできるようにと小さくいっぱい作っていました。
母心は同じですね。
ハンバーグののったお皿も素敵ですね。
旅のお土産ですか?
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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