産直野菜売り場に、生のビーツがあったので買ってみた。
調理したことはないので、ネットレシピ頼りだ。
丸ごとポリフェノールという主張いっぱいの色身をしているから栄養価が高いんだろうなと思っていたら、やはり「奇跡の野菜」とか「食べる輸血」とまで呼ばれているらしい。
ロシア料理のボルシチに入っているのは、極寒の地で過ごすのに必要な栄養を摂れるスーパーフードだからだという。
驚いたのは、切ったり茹でたりして触るだけで指が濃いピンク色に染まること。水で洗ってもとれず、きれいな薄いピンク色に染まったままだ。
けれど、洗い物をしたりしていたらすぐにとれた。
染色に使ってもきれいなピンクにはならないらしいが、ポテトサラダはやわらかなピンク色に染まった。
自然の染色は、食卓でのみ有効な身体に優しいものなのだろう。
まな板にのせたことがない新しい野菜を調理するのは、楽しい。
ビーツもまた、我が家の食卓に新しい風を吹かせてくれそうだ。
葉っぱはほうれん草っぽいと思ったら、ほうれん草の仲間でした。4つ入って、120円。
茹でて食べるのが一般的とあったので、色身をきれいに出すため酢を入れた水で10分茹でました。水が濃いピンクに!
とりあえずいちばん大きいビーツを、4等分してローストに。
やわらかくて、皮ごと食べられました。葉玉葱も、とろける~
葉玉葱と、変わり種のミニトマト「オペリーノ」は、あけの農さん物直売所で。
ポテサラです。じゃが芋と胡瓜、胡桃が入っています。クリームチーズとレモンとマヨネーズで和えました。
葉っぱは、朝食のバター炒めにしました。
調理した手は、洗ったあとでもピンク色!
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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