黒い食材は身体にいい、ときく。
欧米では「ブラックフード」と呼ばれるようになり、ヘルシーフードすなわち「健康食品」であると、もてはやされているそうだ。
黒い食材というと、黒豆、黒ゴマ、海苔、ワカメ、ひじきなどなど。
ポリフェノールの一種のアントシアニンが含まれていることが多く、目の疲れや細胞の老化を防ぐ抗酸化作用があるらしい。ビタミンやミネラルも豊富なものが多く、身体のバランスを整える効果も期待できる。
さて。特派員ブログで、「白州・山の水農場」を取材した。
そのきのこの美味しさにハマり、いろいろ楽しんでいる。
先日は、乾燥きくらげを食べてみた。まさにブラックフードである。
きくらげの栄養を調べると、食物繊維が野菜などに比べて並外れて多く、丈夫な骨を作るビタミンDが豊富。貧血予防の鉄分や、高血圧予防になるカリウムもしっかり含まれている。
たしかに、健康食品といっても過言ではない。
乾燥きくらげは、たっぷりの水に入れ冷蔵庫で6時間戻すとある。
急ぐときには、ぬるま湯で20分でも戻るが、取材先のご夫婦が天日干ししたきくらげだと思うと、時間をかけて乾燥させたその時間を巻き戻すようにじっくり水で戻したくなる。
ブラックフードであり、まさにスローフードである。
「白州・山の水農場」の乾燥きくらげ。
6時間ゆっくり戻すと、こんなに膨らみました。約7倍になるそうです。
厚揚げと、いただいたゴーヤとチャンプルーに。
これだけだけど、栄養たっぷりのひとりランチ。
☆『地球の歩き方』北杜・山梨特派員ブログ、更新しました。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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