山梨に越してきて21年近くになるが、甲州印伝に続き、初めてを味わった。
「くろ玉」は、土産物売り場ではこれまで何度も目にしてきた山梨銘菓だが、見るからに甘そうで食指はまったく動かなかった。
初めて口にできたのは、夫が知人にいただいたからだった。
「あんまり甘くなくて、美味しいよ」
夫の言葉に、食べてみた。たしかに、美味しい。
優しい甘さだった。
こんなに美味しいのならと、いただきものをしたままになっていた友人たちに「キャラ玉」との詰め合わせを送った。
「平板になりがちな心に、優しい甘さがしみ
友人からのメールを読み、ああ、そうか、と腑に落ちた。
優しい甘さは、心にしみるのだ。
今このときに、そんな優しい甘さに出会えたのも、ご縁だろう。
ひとつのお菓子がもたらすものは、きっと測り知れない。
いただいた「くろ玉」です。
記事をかき、姉妹品「キャラ玉」があることも、初めて知りました。
珈琲と合うんです。
なかは、我が町明野の「あけの金時」です。
☆『地球の歩き方』北杜・山梨特派員ブログ、更新しました。
こんばんは。
可愛いお菓子ですね。
甘いものはあまり召し上がらないさえさんでしたね。
でもとってもかわいいお菓子で美味しそう。中がさつまいもなのですね。
珈琲にあいそうですね。
チョコのもあるようで、私も食べたくなりました。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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